「婚活を頑張りだしてから、周りの目がなんだか冷ややかになったような…?」
「同僚がひそひそと、こっちを見ながら『なんかヤバいよね』なんて言われるんだけど…」
結婚相手と出会うため、どんどん行動していくことが大切と言われる婚活ですが、『どんどん行動』する方法が間違っているために周囲をドン引きさせている婚活女性をちらほら見かけます。
周囲から、『それって、どうなの?』なんて思われていたとしても、関係ない!
私は結婚するために行動してるのよ!!
…なんて突っぱねないで、思い当たる節があるならいったん立ち止まってみましょう。
この記事では、周囲にドン引かれる見直すべき婚活行動と、その改善案をご紹介します。
暖かい飲み物をお共に、ちょっと覗いてみてくださいね!
「もしかして私のこと!?」実はドン引きされてる婚活行動
① 神頼み(占いやスピリチュアル)の力だけに頼り始める。
先日、アラフォー独女の先輩とランチした際、話題は先輩の婚活話に。
「この前○○にある占いに行って視てもらったの!」
「このパワーストーンのブレスレットは△△へ行って買ってきたの!」
「占い師さんに『部屋に花を飾ると結婚相手を引き寄せる』っていわれて、最近飾ってるんだよね」
「今度□□にある出会い運がアップするっていうパワースポット行きたいんだけど、一緒に行かない!?」
腕にはジャラジャラといくつものパワーストーンのブレスレットを付け、スマホには4つほど縁結びのお守りが。
占い師さんに言われた引き寄せ方法や出会い運が上がると言われるパワースポット情報を嬉々としてしゃべる先輩。
そして極めつけは、
「これだけしてるから、そのうちいいご縁に巡り会えるよね!!」
…って、それ、なんかおかしくないですか!?
神頼みに頼りすぎてスピリチュアルに走りすぎていると周囲からとっても痛い女性認定されてしまいます!
スピリチュアルなことはあくまでも現実的な行動を後押しする、『フォロー』的なツール。それをすることが悪いわけではないけれど、限度を超えてスピリチュアルに頼るよりも、しっかり地に足付けた婚活のあくまでも後押しと考えましょう。
② 女性として最低限のファッションやメイクにも一切気を使わない

画像出典:efradera
「男ってすっぴん好きっていうからさー」
「ありのままの自分を好きになってくれる人と出会いたいんだよね!」
なんて言いつつ、すっぴんで毛玉だらけのフリースを着て街コンに臨んだアラサーの友人…。
せっかく可愛い顔立ちなのに、荒れ放題のくすんだお肌を晒しまくっておりました…。
そーじゃないんだよーーー!!
男性が求めているのはあくまでも『清潔感があって年相応の魅力がある女性』。
女性として最低限のファッションやメイクをすることは婚活だけでなく社会人としてもアウトですよね。
『ありのままを見てほしい!』と、髭も髪もぼさぼさの、スウェット姿の男性が現れたとしたら、『…この人と結婚はないな…。』と思う事と一緒です。
③ 効率を求めすぎてズケズケと相手に入っていく

「この前合コンに行ったらさ、来てた女性にいきなり『年収ってどれくらいなの?』『長男?次男?』なんてガンガン質問されてマジで萎えた…。」
「なんかまるで物件探しみたいで…。最近そんな子ちょこちょこいるから嫌になるよ。」
同僚の婚活中独身男性のつぶやき…。この話、最近ほんとにあちこちで耳にします。
物件扱いさせたんじゃ、男のプライドもズタズタです。聞いててほんとに切なくなります…。
いくら効率的に出会いを求めないと!といったって、初対面の人にいきなり年収や家族構成の質問をぶつけるなんて、不自然でしょう?
きっと婚活が絡まなければ、そんな話題は出ないはず。きちんと距離感をわきまえながら、人対人のコミュニケーションをはぐくんでほしいものです。
④ アラフォーになっても20代前半の意識で行動している

20代前半ならいざ知らず、アラフォーでオールはほんとに身体にこたえます。
無理して若ぶってオールしていても、あなたの『何となく無理がある』ペースは周りに痛いほど伝わってしまいます。…そして、『痛い女』と判断され、男性たちも近寄っては来なくなります。
自分を大切にできない人は他人も大切にできません。今ある身体や心をしっかり労わりながら、20代前半の女性には醸し出せない大人の魅力を存分に発揮できるほうが、よっぽど効率的だったりするんですよね。
婚活は前のめり過ぎると逆効果!?
『早く結婚したい!』『出会ってお付き合いの期間も考えると、急がなきゃ!!』なんていう風に『結婚時期に追われる婚活』はついつい気持ちが焦りがちになってしまいます。
そうなると、当然『焦り』が先行しすぎて、前のめった婚活になっちゃうんですよね。
「でも、アラサー、アラフォーは婚活に不利だっていうし、早く結婚して子どもだって欲しいし…。」お気持ちはごもっとも!ですが、だからこそ焦りは禁物!!
最近はアラサー、アラフォー世代の婚活女性は飽和状態と言われており、なかなか思うように出会えないという現実がさらに焦りを引き寄せるのも理解できますが、だからこそあえて、ひとまず落ち着くことをオススメします。
まずは現状をしっかりと受け止める、今こうして焦っているのは自分が今まで結婚というものに対して向き合ってこなかったことが大きな要因です。そのことをまずは受け入れる、そして自分のなぜ結婚をしたいのか、どういった結婚生活を理想とするのか、どういった人が自分に合っているのか、自分にマイナスになっている要因はどういったところにあるか、などなど。
受け身になるのはよくはありませんが、「早く結婚したいー」と前のめりになって焦ってもきっと良い方向へは進まないはずです。
気持ちは焦れど『急がば回れ』!
婚活とは、生活を共にする結婚相手を見つける活動。地に足がつかず、焦って前のめった行動をしていて、『この人とは生活していけるイメージが湧かないな』なんて周囲に思わせてしまっては、婚活はこの上なく不利になります。
焦りすぎて余裕のない状態では、周りの人のいう事なんて聞こえない!なんて人も多いのではないでしょうか?
うまくいかない→焦る→早くしなくちゃ→イライライライラ→誰も寄って来ない…。
そんな風に気が立っていると、周りにいる協力者になり得る人材も、声を掛けられず離れていってしまいます。
『早く早く!』『急げ急げ!!』と焦った気持ちが前面に表れている女性に対し、『この女性といれば安らげるよな…。』なんて思う男性はまずいないでしょう?
気持ちは焦れど『急がば回れ』なのです!
大切なのはフィードバック!スマートに婚活を進めるためには?
婚活がうまく進まない場合の打開策として、『なぜそうなるのか』というフィードバックが必要になりますが、
焦り続けているときに、自分のことを『なぜ?』なんて客観視できる人などほとんどいません。
そのため、自分のことがどんどん見えなくなり、ますます婚活がうまくいかなくなる、という『婚活におけるデス・スパイラル』に足を踏み入れてしまいます。
では、どうすればいいのか?
当たり前のことですが、自分で自分が見えなくなってしまったのなら、周りの人に見てもらえばいいのです!
つまり、自分の知人、友人にあなたの婚活のアドバイザーになってもらうのです!
『私、婚活がうまくいかないんだけど、どこを直せばいいかわかんないの…。アドバイスもらえるかな?』
こんなことを素直に言うのはすごくハードルの高いことかもしれませんが、もしこの一言が言えたなら、あなたはかなり変われるはず。
焦っている本人は自分ではなかなか気が付けないというのは事実。ですから、まずは謙虚に自分の状況を受け入れて報告するのではなく、相談する(友達にちゃんと頼ってみる)ということを心がけておく必要が十分にあると思います。
結婚生活は自分さえ頑張ればうまくいく、というものではありません。
苦手なことや困ったことはパートナーに相談する、ということも必要なスキルです。
自分の弱いところをしっかり認識し、改善法がわからなければ誰かに聞いてみる、婚活しながら結婚生活で必要なコミュニケーションの練習ができるなんて一石二鳥!そのうえ、アドバイスをしっかり活かせて婚活がうまく運べば一石三鳥!!それくらいの気持ちの余裕が大切です。
さぁ、ダサくてドン引かれる婚活行動はもうおしまいです!
焦って前のめってないで、しっかり地に足つけて、思いっきり婚活を楽しみましょう!