「理想の人に全く出会えず、婚活が進まない!」
「せっかく理想に人に出会えたのに、全く相手にされない!!」
などなど、『今年こそは結婚しよう!』と意気込んで頑張ってきたのに、思うようにうまくいかない…。
そんな人も多いのではないでしょうか?
なにも行動していないのに婚活が進まない、というのは当たり前ですが、1カ月以上頑張って真剣に婚活しているのに、思った成果が1つも得られない!という人は、いったん立ち止まって、『成果が得られる婚活をしていたかどうか』を振り返るべき必要がありそうです。
この記事では、婚活がうまくいかない様々な理由の中で最多数を誇る『棚上げ婚活』をしている方へのアドバイスをご紹介します!
Contents
そもそも『棚上げ婚活』とはどういうことなのか?
婚活がなかなかうまくいかない人は『高すぎる理想を相手に求める婚活』をしていて、なかなか出会えない!と嘆いている人が陥っていることが多いです。
巷では、婚活アプリや結婚相談所など、そういったサービスを利用している人の中から出会いを求める、というデータマッチング型の婚活サービスがたくさん登場していますよね。
もちろん、サービスによってかかる費用というのは変わってきますが、お金を支払い婚活に挑んでいる人は『少しでも理想のスペックの相手と出会いたい』という感情が湧きがちになります。
女性で言えば、年収が〇〇万以上でイケメンで両親と同居しなくてもいい男性!とか。
「せっかくお金を払っているんだから、その額に見合うだけの素敵な相手に出会いたい!!」「やるからには、より良い条件の相手と出会いたい!」という心理が働き、理想を高く高く積み上げている人を良く見かけます。
出会う以前に、お相手選びの時点から妥協を許さない!といった姿勢ですね。
こういった人がやっちゃいがちなのが、そう!『棚上げ婚活』です。
もうお気づきですね?
つまり、『自分のことを棚に上げて婚活している人』という意味です!
棚上げ婚活は今すぐやめて!データマッチング型婚活の恐ろしい落とし穴

『理想の条件を入力して、その条件に合った相手と出会える』
これって、合コンへ行ったり、婚活パーティーに行ったりするより、自分の理想通りに人に出会いやすそうなイメージじゃありませんか?
だって、何百万という人たちの中から、『理想の人』を検索するだけで簡単に見つけちゃうんですから。
その手軽さもあり、ついつい欲張って理想の相手の条件を高~く設定しちゃうとします。
そして、その条件に当てはまる人がごく少数ながら見つかったとしましょう。
ここで、相手にお見合いの申し込みやメッセージのやり取りを申し込んだとして…。
あなたのその狙ったお相手は、あなたと同じ理想を抱くたくさんのライバルたちとあなたを比較して、関係を深めるか考慮することになります。
そうなると、当たり前ですが、今度はあなたのスペック(年齢、容姿、職業、年収、スタイルなど)を確認されることになりますよね?
20代で笑顔のかわいらしい女性にアプローチしたとしても、自分がすでに30代後半~40代で年収はそんなに多くない、見た目も清潔感が感じられずおじさん風だったとしたら…。
その可憐な20代女性は、ほかにも素敵な男性からアプローチされている中で、あなたを選ぶでしょうか?
…まぁ、ぶっちゃけ選ばれませんよね。
となると、相手を見つけることはできても、結果的には『出会えない』訳です。
それならば!と条件を入れなおし、かわいい女性を再検索しても結果は同じ。
いつまでたっても『メッセージすら送れない』状況に陥り続けることになります。
つまり、いつまでたっても婚活が進まない!という状況ですよね。
これは男性が女性へというパターンでお話ししましたが、もちろん逆も同じようなことがいえます。
30代、40代の普通の女性が若い20代の男性や笑顔の素敵なイケメンさんにアプローチしたところで、その方は同じようなアプローチを何十何百と受けているわけです。当然、あなたのスペックをチェックされています。
データマッチングの怖いところは、判断材料がすべてデータによるところで、その人の本質的な内面などはほとんど見られない点です。
実際お相手とやり取りできなければ婚活ははっきり言って面白くありません。婚活を続けるモチベーション維持にも関わる大きな落とし穴にはまってしまえば、結局は近い将来、婚活しても出会えないんだなーんて思って、婚活することすら諦めてしまう人もたくさんいるでしょう。
まさに『高望みの婚活』ですね。
どうして理想を高く積み上げるか、考えたことありますか?
さて、棚上げ婚活がうまく進まないメカニズムはお分かりいただいたとして、あなたは『なぜ、自分は理想を高く積み上げているのか?』を考えたことはありますか?
だって、結婚するなら子どもが欲しいし、子どもを産むなら若い女性の方ができやすいし…。

だって、イケメンなら周りにも自慢できるし、うらやましがられたいし…。
だって、年収が高い人なら、お金に苦労することなく専業主婦になれると思って…。
色んな理由があると思います。が、ここで出てくる理由は、全て共通点があると言っても過言ではありません。
それは、『相手にまるまる自分の幸せや結婚生活の責任を押し付けている』ということ。
『子どもが欲しい!』という理由で若い女性じゃなきゃ嫌だ!というなら、自分が『子どものできる身体』であるかしっかり検査してもらって断言することはできますか?
相手の女性がいくら若くて健康でも、あなたが不妊ならば子どもを授かることはできません。
『年収が高い人ならお金の苦労することなく生活できる!』という理由で高所得の男性を希望したとしても、あなたが湯水のようにお金を使ってはお金に苦労します。
『結婚』は、『結婚生活』のスタートでしかなく、結婚生活とは、夫婦二人が力を合わせて絆を深めながら築き上げていくことが必要不可欠です。理想ばかり高い人はおそらくそういった普通に考えれば当たり前のことはあまり考えておらず、今のスペックばかりをものすごく重要視しています。
相手への理想を高く掲げる人は、『相手の力だけで幸せな生活を送ろうとしている』『スペックが良ければ幸せな結婚生活が送れる』という姿勢が見え見えなのです!
逆の立場に立ったとして…
『あなたの職業なら、僕の収入が低くても大丈夫だね!』
『あなたはイケてるから私はきっと幸せになれる!』
なんて思われていたら、
こんな奴、こっちから願い下げだわ!!…って思うでしょう?
こんな下心が周りに見え見えだと思うと、『棚上げ婚活』をしていることが恥ずかしく思えてきますよね。
どんなスタンスだと婚活はうまくいく?

それでは、どんなスタンスで婚活に臨めばいいのでしょうか?
前項でもふれたように、結婚生活とはお互いの生活を支え合いながら築き上げていくものです。
そのため、相手に自分の責任を丸投げするのではなく、お互いに相手の苦手なところを補い合う気持ちでいることが伝わるといいですよね。
例えば、同じ『専業主婦希望』といったとして、
「私は何もしないけどあなたは稼いで私を養ってね!」というスタンスは嫌がられても、「私はどうしても外で働くのが苦手だから、お仕事は旦那さんにお願いしたいです。そのかわり、私は家事や子育てをして家をしっかり守ります!」というスタンスだとしたら印象は全く違いますよね!
相手が自分を選んでくれた時にどんなメリットを与えることができるか、そこを明確にすることは大切です。
結婚は恋愛とは違い、生活を共にしていく(共に生きていく)パートナーとなります。だからこそそのパートナーを探すための『婚活』に妥協はしたくないという気持ちはとてもよくわかります。
高い理想を掲げることが決して悪いわけではありません。いつまでも『棚上げ婚活』になってしまうのがよくないということです。求めるばかりではなく自分も相手にどんなメリットを与えることができるか?そういった自分の魅力を高めていかなければ常に理想を追い求めるだけの婚活になってしまいます。
結局のところ自分の努力や頑張りも含めた自分に見合ったお相手としかよほどのことがない限り愛称は合いません。
あなたが何かに努力をしていて、どんなメリットが明確になればきっと素敵なご縁に巡り合えるはず。
あなたの婚活が幸せな未来に繋がりますように!応援しています!